受験をお考えの皆様へ自転車技士
- 1. 自転車技士試験の概要
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自転車技士の資格は、当協会が実施する「自転車組立、検査及び整備技術審査」(以下「自転車技士試験」といいます。)を受験し、合格することによって取得できます。
自転車技士試験は、例年8月頃に全国の所定の会場で実施されます。 - 2. 受験資格
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(1)試験実施年度の9月1日※1に、18歳以上であること。
(2)試験実施年度の9月1日※1に、自転車の組立、検査及び整備に関して2年以上の実務経験を有すること、
又は当協会が認定した専修学校(専門学校)※2の専門課程の学科において2年以上の教育を修了している
こと。
※1 実施年度によって変更になる場合があります。
※2 認定専修学校(専門学校)は、東京サイクルデザイン専門学校、国際サイクル専門学校、
専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジ大阪、松本情報工科専門学校である。
(2024年4月現在)
- 3. 試験科目
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自転車技士試験には、試験科目として「実技試験」と「学科試験」があります。
実技試験
実技試験と学科試験、両方に合格した場合を総合合格とし、自転車技士の資格を取得することができます。
なお、前年度の自転車技士試験において、実技試験又は学科試験のいずれかの試験科目に合格している方は、本年度に限り、当該合格試験科目について受験及び受験手数料が免除されます。持参した自転車を七分組の状態から分解を行い、その後完成車に組立てます。詳しくは、受験年度の「受験者心得」をご覧ください。
学科試験マークシート方式の試験で、以下の知識に関して出題されます。
(1)自転車の構造、機能及び性能に関する知識
(2)自転車の組立及び検査に関する知識
(3)自転車の整備に関する知識
(4)産業標準化法及び自転車・同部品の日本産業規格に関する知識
(5)自転車の安全基準に関する知識 - 4. 試験実施
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試験は例年8月※1に実施されます。実施日時及び会場は4月下旬ごろに発表されます。
試験地※1は、 北海道、宮城県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、広島県、香川県、福岡県 を予定しています。※1 実施年度によって変更になる場合があります。
受験申請は、5月下旬から6月上旬にかけて、公益財団法人 日本交通管理技術協会(管技協)のホームページで受け付けます。
▶ 公益財団法人 日本交通管理技術協会(管技協)のホームページ
詳しくは、受験年度の「受験案内」及び「受験者心得」をご覧ください。
ご注意「自転車技士試験」は、公益財団法人 日本交通管理技術協会(管技協)が実施する「自転車安全整備士試験」とは別の試験です。
ただし、これら2つの試験の受験申請の申込先、日時・会場は同じです。 - 5. 手引・問題集
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●自転車組立、検査及び整備の手引
実技試験、学科試験の参考書としてご利用ください。
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●自転車技士試験過去問題集
学科試験の過去問題集です。過去3年分の問題と正解・解説を収録しています。
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ご購入に関する詳しい情報は、「手引・問題集/証書・バッジ 購入」をご覧ください。
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●自転車組立、検査及び整備の手引
- 6. 自転車技士試験合格率
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各試験地別の学科、実技試験、総合の合格率です。
- 7. 実技試験のポイント
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実技試験の不合格等の事例、項目別アドバイス、不合格・減点項目トップ10を紹介します。
- 8. 実技試験のために改造や試作された自転車の事例
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実技試験のために改造や試作された自転車を持参した場合は、受験できない又は不合格となります。
- 9. 試験風景
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東京会場(実技試験スペースは会場によって若干異なる場合があります。)